
外観/夕景
A様邸メインカット
1440 × 810
「大隅の広い空を、家中で感じたい」というA様のご要望から、大屋根の平屋を設計。真壁づくりで見える柱と梁が、朝と夕の光の中で表情を変え、暮らしに静かなリズムを生み出しています。

「大隅の広い空を、家中で感じたい」
「木の温もりのある平屋で、老後まで暮らしたい」
「光熱費を抑えつつ、夏冬とも快適に」
南面に大きな開口を配し、大屋根で日射をコントロール。真壁の意匠を活かした、伸びやかなワンルーム的LDK。全周を外張り断熱でくるみ、平屋ならではの温度ムラを最小化。
敷地は、大隅半島の南向き。周囲を遮るものが少なく、南に広い空が抜ける立地でした。この空を家の中に招き入れたい、というのが、A様ご一家のいちばんの希望でした。
プラン段階でご提案したのは、勾配天井を活かした大屋根の平屋。南面に大きな開口を配置し、真壁の梁が高く走ることで、視線が斜めに抜けていく。腰を下ろすと、まっすぐ大隅の空が見える設計です。
柱と梁は、すべて国産ひのきの無垢材。真壁づくりで室内から見える設計にしたことで、家の骨格そのものが空間の意匠になっています。朝の光が斜めに差し込むと、柱の陰影がゆっくり変わっていく。夜、照明を落とすと、また違う表情が現れる。「暮らしのリズムが、柱で分かるんです」とA様は仰います。
床は、素足で歩けるひのきの無垢フローリング。夏はさらりと、冬はほんのり温かい。素足の心地よさは、フロアタイルでも合板フローリングでも得られない、無垢材だけの魅力です。
ご入居後1年で、月々の光熱費が旧居と比較して約4割減。「ここまで違うとは思わなかった」というのが、A様の率直なご感想でした。夏の午後もエアコン1台で家中が涼しく、冬の朝も廊下に出るのが億劫でない。断熱性能の高さは、暮らしの質を根本から変えるのだと、私たちも改めて実感しています。








南面に大きな開口を配したLDK、ご夫婦の寝室、お子様2部屋、水回りを1階に集約。廊下を最小化し、動線が短く、家事もラクな平屋の理想形です。
