

足場が外れた日。黒い外壁の平屋が、その全貌を現しました
朝から雲の多い空でしたが、時折青空も覗く、ちょうどいい陽気の中での作業となりました。
今日は、待ちに待った足場解体の日です。
いよいよ姿を見せた外観
足場に覆われていたこの数週間、建物の全体像はなかなか掴めませんでしたが、外して初めて分かる「建物本来の表情」というものがあります。
今回の建物は、切妻屋根に深い軒の出をつけたシンプルな平屋。屋根と軒天には木の質感をそのまま生かし、外壁は落ち着きのあるブラックの縦張りでまとめました。木の軒とブラックの外壁のコントラストが効いていて、無骨すぎず、かといって重すぎない、ちょうどいい佇まいに仕上がってきています。
正面には大きな開口部があり、玄関まわりは木の柱がアクセントとして立ち上がっています。まだ建具や造作が入っていない部分もありますが、光の入り方や軒の深さの効果は、この段階でもしっかり感じ取ることができました。
黙々と進む解体作業
スタッフ2名で、手際よく足場の解体・積み込みを進めていきます。緑色に塗装された足場パイプが一本ずつ丁寧に外され、トラックの荷台へ手渡しで積まれていく様子は、何度見ても職人の連携の良さに感心させられます。
外した足場材はそのままトラックの荷台へ。バラバラだった部材がきれいに整列していく様子を見ていると、こちらまで気持ちが整っていくような感覚になります。
足場が外れることの意味
現場に立ち会っていて改めて思うのですが、足場が外れる瞬間というのは、施主様にとっても私たちにとっても、大きな節目です。図面や模型では何度も確認してきた建物が、ようやく「実物」としてスケール感を伴って目の前に立ち現れる。この日を境に、現場の空気が少し変わるように感じます。
窓にはまだ養生シートが残っている部分もあり、完成まではもう少し工程が続きますが、外構や周辺の整地が進めば、この建物の魅力はさらに際立ってくるはずです。
おわりに
一つ一つの工程を積み重ねて、ようやくここまで辿り着きました。足場が外れたことで見えてきた建物の「顔」を、これからも定期的にレポートしていきたいと思います。
次回は、外構工事の様子をお届けする予定です。お楽しみに。